2013年04月11日

自己血糖測定のススメ

 糖尿病の患者さんにとって、日々の血糖コントロールは非常に重要です。 しかし、血糖値は低くなりすぎれば症状が出ますが、高くなってもほとんど症状がありません。血糖コントロールを知るための代表的な方法は、病院で血液検査をしてHbA1cを測ることですが、月1回の病院での検査まで結果を待たなくてはいけません。毎日の食事や運動の結果を知りたい場合や、自分の低血糖症状の把握のために、自己血糖測定は大変役立ちます。

 自己血糖測定器を使えば、家庭で、自分で血糖を測ることができます。専用の穿刺器具で指に少し傷をつけ、そこから血液をほんの一滴出して機械に吸い込ませるだけです。数秒で今の血糖値がわかります。

 インスリンで治療中の方であれば、健康保険が適用されます。インスリンで治療されていない方でも、自己負担で購入することが出来ます。

 自分の血糖値を知って、今後の食事や運動の参考にしてみて下さい。

by Yoshida



posted by ドクター at 10:34| 検査 | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

睡眠障害

 ここのところ、睡眠への注目が増しており、睡眠障害がちょっとしたトピックになっています。


 睡眠障害は、厚生省の統計では20%程度の割合で存在し、かつ老若男女を問わず認められる(実際の有病率は高齢者の方が多くなるのですが)、まさに“ありふれた”病気です。

 

 近年、睡眠と他の病気との関連が生活習慣病中心に検討されてきています。例えば、夜間血圧の高い方で夜間の睡眠が改善すると、夜間の血圧が正常化することが報告されています。また、睡眠障害を人為的に起こした群ではインスリンの効き目が悪くなったりするという報告も出てきています。さらに、糖尿病に長く罹っている方、糖尿病のコントロールが悪い方は、より睡眠状態が悪化する傾向が見られることも解ってきています。


 睡眠障害と生活習慣病はお互いに影響を及ぼしていることが示されつつあり、良眠の重要性がますます注目されています。

 

病院での睡眠障害の薬物治療は、元来主としてベンゾジアゼピン系睡眠導入剤を使い加療を行っていましたが、近年生理的な睡眠を惹起するメラトニン作動薬などの新しい睡眠薬が発売されてきました。睡眠薬もより生理的かつ低副作用のものが選択できるようになり、より肌理の細かい治療が可能となっています。



by Sagami

posted by ドクター at 09:08| 病気 | 更新情報をチェックする