加わることによって皮膚、軟部組織の血行障害を生じ
組織の損傷が発生した状態です。
意識障害、自発運動の低下、脊椎損傷などによる
知覚障害、運動障害、関節拘縮、骨の突出などを
もつ方に生じやすく、一度褥瘡(ジョクソウ)が生じ
悪化すると治りにくくなってしまいます。
褥瘡(ジョクソウ)をつくらないためには
まず同一部位に持続的に圧迫が生じないように
すること、除圧が大切です。
2、3時間ごとに体位変換をすることが除圧の
基本ですが、単に定期的に体位交換を
していれば褥瘡(ジョクソウ)の発生を
防げるものではありません。
仙骨部、大転子部などの骨突出部の狭い範囲が
2時間も圧迫されると褥瘡(ジョクソウ)を生じる
こともあります。
なるべく広い面積で体重を受け、圧を低下させる
ようにすることが大切です。
シーツにしわが寄らないように整えていることも
大切ですが、除圧マットなどを使用しているときに
シーツをたるみなくきれいに張りすぎてかえって
体にかかる圧を高めてしまいます。
また体位変換をするときにシーツや衣服を
引っ張ってしますと皮膚と深部組織との間に
ずれる力が加わり皮下にポケットをつくる
原因になります。
座位をとるときも体が支えられずに体位が崩れて
しまうとずれの力が生じてしまいます。体位の
保持がしやすいよう上体を上げる角度を
30度程度にとどめたり、枕やタオルを膝下や
ふくらはぎの下に入れたりする工夫が必要です。
健康な皮膚は褥瘡(ジョクソウ)の発生を低下
させます。濡れた状態が長く続くと皮膚の損傷を
生じやすくなります。下着やオムツが濡れたままに
なっていたり、オムツカバーなどでむれた状態が
続くことは褥瘡(ジョクソウ)の発生の原因に
なります。
栄養状態がよくないと骨の突出が高度になり、
亜鉛などの微量元素の不足は創傷を生じやすく
治癒を遅らせる原因になります。バランスの良い
栄養の摂取は褥瘡(ジョクソウ)の発生を低下
させます。
By : Hirano
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