2012年10月19日

中耳炎

 久しぶりに順番となったのに、個人的な話題で恐縮です。
 
 実はこの秋に風邪を引きまして、その後左耳が突然痛くなりました。そうこうしているうちに音も聞こえづらくなり、耳が詰まった感じがぬけなくて、医者の不養生と言われる前に耳鼻科の先生に診察を受けました。はたして急性中耳炎の診断となり、即日鼓膜切開を受けました。局所麻酔を行ったとはいえ、なかなか痛いものでした。
 
 担当した先生によりますと、成人の中耳炎は頻度が低いようですが、いったんなってしまうと、なかなか症状が治まるまで時間がかかるとのことでした。
 
 私の場合も切開を受けた当日はよかったのですが、しばらくするとまたもや強烈な耳閉感と難聴・耳鳴りが起こり、しばらく日常生活にも不自由しております。耳の聞こえが悪いと会話が続かなくなり、なにしろ耳閉感の不快なことと言ったらいいようがありません。今でも特定の音域が聞きづらく、まだ完全回復とはいえません。残念ながらもう少しこの症状とはつきあっていかなければならないと覚悟しております。普段の健康のありがたさをしみじみ実感している今日この頃ですが、患者としていい経験をしていると自分自身に言い聞かせております。
 
 治療担当の先生に感謝申し上げるとともに、仕事上ご迷惑をおかけしている方々に改めてお詫び申し上げます。

By:Fukuyama

posted by ドクター at 14:39| 病気 | 更新情報をチェックする

2012年10月05日

アミノインデックスについて

 血液検査でがんはわからないのですか」と聞かれることが時々あります。腫瘍マーカーという検査はありますが、早期診断にはあまり役に立ちません。ただ、最近血液でのがんのスクリーニング検査が可能となりました。当院でもドックのオプションで始めましたが、アミノインデックスという検査です

 これは血液中の各種アミノ酸濃度から、がんであるリスクを予測するアミノインデックススクリーニング(AICS)です。検査の対象となるがんは、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん(男性のみ)、乳がん、子宮がん、卵巣がん(女性のみ)です。AICSは、それぞれのがんについて、がんである確立を0.0〜10.0の数値で報告し、数値が高いほどがんである確立が高くなります。また、AICS値からがんであるリスクを判断する目安として、ランクA、ランクB、ランクCに分類され、3段階で表示されます。A、B、Cの順にがんである確立が高くなります。
 たとえば胃がんについては、一般の方ががんであるリスクを1とした場合、ランクAでは0.3倍、ランクBは1.6倍、ランクCでは10.2倍のリスクがあるといえます。大腸がんではランクAで0.5倍、ランクBは2.1倍、ランクCでは8.2倍のリスクがあるといえます。

 AICSの検査のためには、食事後8時間以上あけ、午前中に受診が必要です。また、アミノ酸のサプリメント、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸製剤、牛乳、ジュースなども控えてください。
 ちなみに料金は18,900円です。

 そして最後に大事なことですが、決してこれが万能な検査というわけではありません。あくまで、スクリーニングですので、レントゲンや内視鏡といった検査を受けなくていいということではありません。定期的な検診はやはり必要です。

                                                   By:Ikeda
posted by ドクター at 09:39| 検査 | 更新情報をチェックする